[Linux]Red HatがGFS関連技術をオープンソース化し、販売も開始
http://slashdot.jp/articles/04/06/28/2056221.shtml?topic=107
本家サイト
http://sources.redhat.com/cluster/
に行って、もっと細かく内容を見てみる。ふ〜ん。共有ディスク部分どのサーバも一斉にローカルファイルのようにマウントできて、しかもそのディスク部分はファイルIOの一貫性を保つんだ。これってかなり幸せになれるツールじゃ・・・
現状では
- カーネルにパッチをあてなきゃいけない。
ってのはあるけど、これはRedHatがサポートすれば何の問題もないなぁ。
あとは、どういう用途で使うのか?ってところで、今のところ思いつくのが
- Webサーバ:ログの吐き出し場所を共有ディスクにする。そうすると、定期的なログ解析の際に、ログファイルの結合作業がなくなる。
- APサーバ:クラスタ間でオブジェクトを共有するために、現状ではセッションコピーしか手段はないが、ファイルとしてデータを共有手法も考え付く。さらにWebSphereの場合は、トランザクションログがあって、このファイルを共有化すると、ダウンしても別サーバにトランザクションが引き継げるようになるかもしれない。
- DBMSサーバ:データディスクを共有化すると、OracleRACを使わずとも、並列稼動できるんじゃないのかな??
APサーバやDBMSサーバはファイルの中身まで一貫性を保つ必要があるけど、使えると、サーバ構成を一切気にしないグリッド的なシステムができるようになるかも。
さらには
- どこからともなくブートするOS
http://www.ipa.go.jp/jinzai/esp/2004mito1/gaiyou/4-4.html
っていうプロジェクトがあるから組み合わせると
- どこからともなくOSがブートする
- どこからともなくミドルウェアが稼動する
ってできるかな??