*[オープンソースの開発ツール:ただより高いものはない]

いまさら、そんなことを記事にしなくてもいいと思うのよ。オープンソースは品質保証・保守・運用を自分たちでやるからこそメリットがあって、そこを求めたらどーしよーもないわけ。
Apacheのように枯れたソフトなら品質保証はある程度できてる(実績がある)けど、保守・運用を補助するツールは一切ないし、あったとしても品質保証するレベルに達してないから、そこは自分たちで何とか繋ぎ合わせるツールを作って運用していくしかないんよ。
たとえば、Apacheは見せるだけの物で、実際に使って運用していくとなると、「コンテンツをいかに簡単にアップロードできるか?」とか「きちんと承認(確認)をしてもらってからアップロードできるようにする」とかコンテンツ管理のツールが絶対に必要なのよ。だけどコンテンツ管理ツール(WCM)は商用製品すらもまだよくないし、のフリーもまだ品質は商用に劣る。OpenCMSとかあるけどねぇ。もうちょっと使い勝手が良いといいなぁ。Apacheと連携取る方法をどーしよーかねぇ。って考える・・・
って感じなんだよ。
この記事はEclipseを対象にしているけど、他のツールもみんなそう。
WebSphere Portalとかは典型的じゃん。あれもJetSpeedをベースとしているけど、JetSpeedだけではベースしかないから、Lotus製品との接続に必要なものをどんどんアドオンしたり、運用・管理のツールを追加して、結局ベースなんて見えないくらいの改良をしちゃって、別物って言ったほうがいい位。
オープンソースって安定してきているのもほんとに1部しかないし、システムのライフサイクルを考えて全体的に安定しているものはまだ少ないけど、少しずつソフトが増えてきつつある。その点では期待できるけど、そこはまだ商用にはかなわないよ。
それをいまさら言われても・・・